米の値上がりはいつまで続く?来年も値上がりが続く可能性あり。

2024年から続いている米の値上がり、令和の米騒動。
新米が出回れば価格も落ち着くことが期待されましたが、2025年になった後もいまだ高騰は続いています。

米は日々消費するものなので直接家計へ影響が心配ですよね。

米の値段は今後安定するのでしょうか。今回は米の値段に関する今後の見通しを解説していきます。

目次

米の値上がりはいつまで続く?

農林水産省は、1月31日、有識者による会議を開き、政府の備蓄米に関する運用の見直し案を提示しました。
これまで、政府の備蓄米は、深刻な不作や災害時などに限って市場に放出するとしていましたが、見直し案では、コメの流通が滞っていると判断した場合にも、1年以内に同じ量を買い戻すことを条件に、放出できるようにするとしています。NHK首都圏ナビ

政府の備蓄米が放出されることが先日決まったようですね。米の価格が安定することが期待できますね。

ただ、「1年以内に同じ量を買い戻す」という条件なので、米の大幅値下げはあまり期待できないのではないでしょうか。

米の値段が上がっている理由3選

農林水産省は11月19日、JAグループなどの集荷業者がコメを卸売業者に販売した際の相対取引価格を発表しました。それによりますと、ことしの新米の10月の相対取引価格は、すべての銘柄の平均で去年の同じ月と比べて57%上昇し、2か月連続で過去最高を更新しました。

【産地別 価格上昇率】
北海道産「ななつぼし」63%
秋田産「あきたこまち」55%
山形産「つや姫」35%
新潟・魚沼産「コシヒカリ」22%NHK

各品種値上がりしていますね。

米が値上がりする理由は何でしょうか。考えられる理由を解説していきます。

モノの値段は需要と供給のバランスによって変動します。

理由①米の不作

昨年の猛暑などの異常気象により、米の不作が生じました。

結果として米の供給が間に合っていないことが考えられます。

理由②お米の需要の増加

インバウンドによる観光客の増加やコロナ明けの外食需要の増加により需要と供給のバランスが崩れたことが考えられます。

また、2022年に始まったロシア-ウクライナ戦争によって小麦価格が上昇したため、パンをはじめとする小麦製品が高騰し、パン食から米食に移る人が増えたことも考えられます。

理由③生産量の低下

少子高齢化により、米の生産人口が減少したため、米の値段が上昇したことが考えられます。

値上がりが続くときの対処法は?

値上がりが続いている場合、少しでもお米にかける金額を節約したいですよね。

米の値上がりに対して、私たち(消費者側)が行えることを3つ紹介いたします。

対処①代替品の利用

米の代わりに他の穀物(例えば、麦やクスクス)やパスタ、パンなどを取り入れることで、米の需要を減らすことができます。

対処②地元産の購入

地元の農家から直接購入することで、流通コストを削減し、価格を抑えることができる場合があります。

対処③特産品の入手

ふるさと納税を利用して、特産の米を返礼品として受け取ることができます。これにより、通常の市場価格よりも安く米を手に入れることができる場合があります。

これらの対策を実践することで、米の値上がりによる影響を軽減し、賢い消費が可能になります。

今後も市場の動向に注目しながら、適切な対策を講じていきましょう。

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